●アプリケーション
ダイレクト・メタル・デポジション(DMD)は、チタン、その他の反応性金属を直接成型する手法です。この手法では、コンピューター制御された高出力レーザーにより粉末チタン、または他の粉末金属を最終形状に近い製品に直接成形することができます。これらの金属は航空宇宙構造物によく使用されております。このDMDプロセスは、鍛造前段階の形状まで成形することができ、鋳造に代えることができます。他の用途として、特殊合金インゴット製造の高速化に応用できます。
●システム解決策
Pro Engineer TMなどのCADツールを幾何学モデル作成ツールとして用います。このCADから出力されたファイルは、スライス・プロセッサーにて処理されます。このスライス・プロセッサーは、CADの3D表記をレーザー発生装置にて使用できる信号に変換します。このステップを3Dモデリング処理の「スライシング」といいます。ここでスライスされたモデルは、スタック中に積層情報として構築されます。製作された製品は、多孔性、純度、強度とも業界標準を満足します。ELIチタニウム、極低温の航空宇宙分野で用いられる高品質材料などのプロトタイプ製品の製造に適しています。
●技術的挑戦
チタン、その他の反応性金属は無酸素環境で処理されなければなりません。酸素(あるいは窒素などのガス)の存在下でチタンを加熱すると、その性質が変化します。粉末金属から部品を成形する際に、加熱時の寸法誤差と加熱部の残留応力を発生する問題があります。また、オーバーハングをもつ形状の成形も難題です。
|