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航空タイヤ試験装置モデル168i

納入先
マクダネルダグラス社航空宇宙部門
(EXLITEプログラム)
オハイオ州デイトン
ライトパターソン空軍基地

納入
1997年

アプリケーション
航空機タイヤ試験用。モデル168iは、内径420cmの回転ドラムにより、様々な航空機について短期間に行う離着陸のシミュレーションを行います。タイヤの磨耗を研究する際には、従来のドラム外表面を使う方式と比較してドラム内部を接地面とする事でより良いテスト条件を得られる事が調査により認められました。

システム解決策
MTSが設計した装置の仕様は、650km/hの表面速度、最大荷重70ton、直径45cm、幅14cmから直径150cm、幅62.5cmまでのタイヤサイズを試験することが可能です。タイヤは、スピンドルに取り付けられ、このスピンドルにはフライトプロファイルの停止動作を実行する航空機用ブレーキが取付られています。そして、試験するタイヤに応じて3種類の異なるスピンドル・サイズが用意されています。試験中にヨーイング及びキャンバーを制御するために、キャンバーフレームに取付られた静圧軸受機構油圧加振機により荷重を負荷します。150m/sec沈下速度をシミュレーションするために大流量油圧供給装置があります。装置の制御パラメーターとして径方向変位、キャンバー、ヨーイングがあり、そして荷重及びモーメントを出力することができます。より小さいタイヤ径での高い荷重分解能と試験のセット・アップ時間を減少させるために2つのキャリッジがあります。

技術的挑戦
荷重経路の剛性とタイヤの負荷計測をするためにドラム内部を接地面とする構造は、接地面がカップ状のためにスピンドルをカンチレバー状にする必要がありました。航空機で要求されている加速及び減速プロファイルを再現するために、連続時4,500馬力、ピーク時11,200馬力のモーターが必要になりました。既存のライト研究所に装置を設置するための設備設計と施工はこのプロジェクトの一部として行われました。タイヤの砕片や発生する煙の処理、ドラムへのゴムの再付着防止、タイヤ及びブレーキの冷却、火災防止等多様な試験状況に対処すべく種々の配慮がなされました。それに加えて、本機ドラム接地面はインサートにより着地路面の変更、湿度状況、凍結及び水を含んだ路面等の各種状況を再現できます。


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