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駆動系試験装置

5チャンネル・ステアリング・ナックル試験装置

目的及びシステム概要

MTSはラボ内でのステアリング・ナックルの疲労試験を可能とする5チャンネル・ステアリング・ナックル試験装置を設計致しました。
ブロック・サイクル・テスト・シークエンス、またはMTSのリモート・パラメータ・コントロール™(RPC®)を使うことにより実路面データでの歪みや入力荷重を再現します。本試験装置は以下の5つの入力チャンネルをそれぞれ独立に制御します。

  • 上下 (荷重)
  • 左右 (荷重)
  • 前後 (荷重)
  • ステア (モーメント)
  • ブレーキ (モーメント)
 

 
 


試験の設定は供試体であるスピンドルにホイール治具アダプターを取付ければ完了です。荷重入力(スピンドル荷重とモーメント)は加振機からストラットを介しホイール治具を通じて供試体に与えられます。加振機は容易に調整でき、多数のナックル耐久試験用ホイール・イベントの再現が可能です。例えば縁石衝突を再現する場合、前後方向への2チャンネルでの入力を行うことでタイヤ・パッチとスピンドル・センターで異なった動きを可能にします。(縁石衝突の衝撃は必ずしもタイヤ・パッチにおいてでは無く、ホイールのパッチより高い位置において発生します。)

本装置ではナックル入力や反力を読みとり、精度のよいナックル荷重を再現するために6個のロードセルを使用しています。さらにMTS独自の設計によりクロス軸感度を抑えています。これにより高精度な荷重検出とオフ軸荷重を最小にとどめることが可能となりました。
治具フレーム及び広範囲に取りそろえた供試体アダプターにより多数のナックルに対応でき、またタイヤ・サイズやブレーキ・モーメント・アームの長さの調整が可能です。
加振機のマウント方法はシステム治具と連携したムービング・マスを最小にし、システム応答を最適にするものです。最大荷重を得るため、すべての加振機はロード・フレームに向けて設置されおり、本システムは50Hzの試験まで対応できます。

システム仕様

パラメータ
最大荷重
変位
横荷重
(タイヤパッチ位置)
+/- 15 kN
+/- 3.8 mm
前後荷重
(スピンドル位置)
+/- 25 kN
+/- 76.2 mm
上下荷重
(スピンドル位置)
+/- 50 kN
+/- 76.2 mm
ステアモーメント
6.7 kN-m
+/- 8°
ブレーキモーメント
(回転半径:13")
8.0 kN-m
+/- 10°

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