MTSモデル323は、6自由度の制御と2軸の追加チャンネルの制御を同時に行うことができます。6自由度の制御は上下、左右、前後、ピッチ、ロール及びヨーに設定されます。それらの入力は車のボディやサブシステム、部品に起こる慣性による振動を再現します。外部追加入力は、主にトルクやフレーム曲げをシミュレートします。
MTSモデル323は様々な用途で、とても使いやすい装置です。計装としては、車両やサスペンションの動きを再現するため、少なくとも6個の加速度計を装備します。また、幅広い周波数レンジを持ちます。RPCソフトウエアにより実時間路面負荷履歴を再現できます。多くの関数発生機能を有し、サイン、サインスイープ、ランダム関数コマンドを試験リグに与えることができます。これらのコマンドは、主にスクィーク・ラトル、NVHとモーダルテストに使われます。
●推奨専任スタッフ
MTSモデル323専属の試験技術者と試験技能者をそれぞれ最低限1名選任することを推奨します。試験技術者の業務は高精度なシミュレーションを行うことであり、試験技能者は、日常のシステム操作において試験技術者の補助を行います。
●特別設備条件
MTSモデル323の設置面積は、5m×5mです。地面への振動を防ぐために大型の固定反力基礎が必要です。あまり、各周波数帯域において動的な反応がないので、浮基礎よりも固定基礎の方が有利です。装置からの振動を防ぐため、反力基礎を特別に設計する必要があります。
●保守
定期点検(作動油交換、フィルター交換、窒素ガス点検、計測器キャリブレーション)が必要になります。
|