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性能評価用試験装置

5チャンネル ラック/ピニオン・パワー・ステアリング・システム

   

目的およびシステム概要

MTSラック/ピニオン・パワー・ステアリング試験システムは、ブロック・サイクル法またはリモート・パラメータ・コントロール(RPC)シミュレーションを使用することによってステアリング装置の性能と耐久性の全体を試験することができます。最良の試験精度を得るためにクロスカップリングを無くした独特の機構がコンパクトな設計に組み込まれています。本システムは、種々のオプションで構成されているので、リアルタイムのシミュレーション試験を行ったり、あるいは全てのパワー・ステアリング・コンポーネントの試験をすることができます。

高剛性のフレームは、最大40Hzの実働波シミュレーション試験ができるように設計されています。本システムは、広範囲のステアリング・ラック長さに対応することができ、またステアリング・ラック中心線を調整して適当な後進/前進および上下動/リバウンドを設定することができます。ロッド横方向負荷は、横方向および垂直方向の加振機を非干渉とした機構を介して入力されます。ロードセルは、固定治具内のリンクに連結できるように設計されています。単純な調整可能なアームは、正しいステアリング・ジオメトリーを再現するために使用されます。

ジャウンス/リバウンド動作は、調整可能なステアリング・アームを保持する垂直加振機によって行われます。ハイドロ・スタティックベアリングは摩擦を最小にします。垂直動作中、ステアリング・アームは、タイロッド・エンドが作動した後に垂直加振機・ロッドと共に回転し、クロスカップリングを不要にしています。ステアリング動作は、左右ステアリング・システムに対応することができる調整可能マウント上に搭載された油圧モータによって行われます。油圧モータの構成は、トルク・フィードバック・トランスデューサと変位フィードバック・トランスデューサの双方を備えています。

温度制御された油圧源がパワー・ステアリング試験用に取り付けられており、油温はコントローラのチャンネルによってプログラム化することができます。最新型のデジタル・サーボ・コントロール・システムを使用している本コントローラは、Windows NTを使用しているペンティアムPCで作動するデータ収集/解析ソフトウェアを内蔵しています。本システムは、ブロック・サイクル・プログラミングの容易な設定・実行が可能です。シミュレーション試験をする場合、RPCソフトウェアを追加することができます。


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