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性能評価用試験装置

Flat-Trac® Ⅲ タイヤ試験装置(1)

    目的およびシステム概要
MTS Flat-Trac®||| タイヤ試験システムは、乗用車用タイヤおよびライト・トラック用タイヤの定常的および動的な力特性とモーメント特性を測定するために使用するフラットな路面を持つタイヤ試験測定装置です。本システムは、スリップ・アングル、傾斜角、ローリング半径、タイヤ圧力、ベルト速度、ラジアル・フォース、横方向力、スピンドル速度、またはスピンドル・トルクを正確かつ応答よく制御します。多軸分力計はFx、Fy、Fz、Mx、およびMzを測定します。Myは、スピンドルに搭載されたトルク・トランスデューサによって測定します。
回転ドラム・タイヤの試験システムに共通している曲率をもった路面によって生じる不正確さを気にすることなく広範囲の試験が実行可能です。本試験は、ころがり抵抗、セルフアライニング・トルク、レジデュアル・セルフアライニング・トルク、スリップ・アングルスイープ試験、力・モーメント試験、牽引力試験、スリップ率試験、およびトレッド摩耗シミュレーションを含みます。Flat-Tracによる試験データは、タイヤ供給業者の資格付けや品質管理のために、また操安性・サスペンション・シミュレーション・プログラム、設計プログラム、およびモデル化プログラムへの入力として使用します。

推奨専任スタッフ
MTSは、専任の試験技術者と試験技能者各一名を本試験システムに当てることを推奨します。 Flat-Tracを使用しているユーザーは、彼等の製品供給先が計測データの有用性に一旦気付くと、そのタイヤ・データに対する要求が一層増大することを知っています。多くのFlat-Tracシステムは、作業時間シフト制で連続して試験を行っています。

設備条件
安全性を考慮し、また騒音を低下させるために、試験は、試験室の作業者が立ち入ることを制限する密閉試験室で行わなければなりません。ドアは、その室へ入ると直ぐにシステムが停止するようにインターロックしなければなりません。試験室は、少なくとも6.5m×7.5m必要です。付属装置(油圧源装置、ウォータ・ベアリング供給・冷却装置)は、4.5m×7.5mの面積をさらに必要とします。最小天井高さは4.5mです。分離コントロール室を推奨します。Flat-TracIIIは、自己反力マスを有しているので、特別の基礎は不要です。
ベルトとスピンドル駆動動力装置には、別個の35MPaの油圧源装置が必要です。最大160KWの大気放出熱負荷および最大400KWの水冷却熱負荷を準備しなければなりません。

保守
定期的予防保守は、一般的な注意点検と潤滑、加振機シールの交換、油圧作動油フィルタの交換、アキュムレータNzガス充填および各計測器の較正を含みます。

仕様
最大タイヤ径
最大ベルト速度
最大上下方向力
最大横方向力
最大前後方向力
最大オーバーターニング・モーメント
最大アライニング・トルク
最大スピンドル・トルク
最大スリップ・アングル
最大傾斜角
取付半径レンジ
910 mm
250 km/hour
25 kN
±15 kN
±10 kN
±10 kN・m
±1 kN・m
±2000N・m
±30 deg
+45 deg〜−12 deg
200〜475mm

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